2008年3月に告示された新学習指導要領では、長年続いた「ゆとり教育」から「学力重視」へと方向転換がなされ、「考える力、表現する力、コミュニケーション力」といった力が重視視されるようになりました。
世界各国との比較の中で日本の子供たちの学力が低下しているというPISAショックや、全国で行われた学力テストで活用力や応用力を問うB問題の正答率が低いことなどが、全国の教育関係者の間で日々熱心に議論されていますが、「学校にまかせているだけでは…」と、家庭でのドリル学習に取り組まれたり、通塾や通信教育をご検討中のご家庭も多いのではないかと思います。
私たちどんぐり教育研究会は、子育ては「あわてず、さわがず、おだやかに。」教育は「ゆっくり、じっくり、ていねいに」をモットーに、0歳から12歳までのお子さんの脳の発達段階にあわせた、「無理なく・無駄なく考える力をつける子育てと学習のヒント」をメールマガジンや学習相談会などを通して情報発信しています。
うちの子は、「計算はできるが、算数の文章題ができない」「国語の読解ができない」「語彙力が少ない」「口ごたえばかりで、親の言う事をきかない」など、毎日たくさんの親御さんから、メールや電話でのご相談をお受けしております。これまで3000件のご相談をいただきましたが、その中でも特に多くの親御さんが共通して悩まれていること、12歳までの子育てと教育に大切なテーマを選んで、マンガを加えて分かりやすくまとめてみました。
マンガを描いてくださったのは、小学校高学年と低学年の2児の母でもあるプロマンガ家「おちゃづけ」さんです。ウェブを中心に活動するおちゃづけさんのマンガは、大変親しみやすく、読んでいるだけで共感と勇気がもらえる内容となっています。
未来を担う子供たちと、日々家事に育児に奮闘されているママたちのためにお役にたてれば幸いです。
もしダウンロードがうまくいかない場合は、当会のHPからも記事とマンガを読むことが出来ます。