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福島原発事故をきっかけに、日本の「水の安全と安定供給」が問われている。この危機を解決できる術とは?
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2011年3月11日の東日本大震災は、想定外の大津波と戦後最大の原発事故をもたらした。また東北・関東近県では生活インフラが一時機能不全に。特に水道の断水は水の買い占め騒動を生み、復旧後も水道水の放射能汚染問題など、日本の「水の安全と安定供給」が問われている。
"水ジャーリスト"として数々の日本の水問題に取り組み、東日本大震災の復興政策にも参画している著者が、今われわれが直面している「水の危機」を浮き彫りにし、その危機を解決できる術を解説する。
■著者プロフィール
▽橋本淳司
ジャーナリスト、著述家。出版社勤務を経て、現職。「水と人間」というテーマにライフワークとして取り組み、日本国内はもとより世界各地の水辺を歩き、土地の人と語りながら、水について考えている。水をテーマにしたルポやエッセイなどを多数執筆するとともに、水に対する興味や関心が高まるよう各地の学校で「水の授業」を行っている。現在、東京学芸大学客員准教授、日本水フォーラム節水リーダー。「みずのがっこう」副校長。著書に『日本の「水」がなくなる日-誰も知らなかった水利権の謎』(主婦の友社)、『67億人の水「争奪」から「持続可能」へ』(日本経済新聞出版社)、『明日の水は大丈夫?』(技術評論社)、『世界が水を奪い合う日 日本が水を奪われる日』(PHP研究所)、『発見!ネイチャー&サイエンス おいしい水 きれいな水』(日本実業出版社)、『水問題の重要性に気づいていない日本人』(PHP研究所)、『水の大研究 不思議な世界をのぞいてみよう!』(PHP研究所)などがある。
■目次
はじめに
第1章 震災後の水の危機
第2章 水は自分で確保する
第3章 次の震災に備える
第4章 水道シフトの実現へ
(本書の内容は、右記年月日発行の底本に基づきます:2011年8月31日)
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