ドラッカー入門 (v. 1.0.0) Разработано DIAMOND, Inc. |
半世紀以上にわたって世界のビジネス界に影響を与え続けてきたマネジメントの巨人ドラッカーの思想の全貌を、翻訳者として長年親しんできた著者が、一般向けに平易に解説します。
著者はドラッカーを評して、「20世紀に身を置きながら、21世紀を支配する思想家」と述べていますが、なるほど本書は、ドラッカーが指摘する数々の問題が、21世紀を生きるわれわれ一人ひとりに大きく関わるものであって、決して他人事ではないことを明らかにしています。
本書を読むと、社会、経済、組織、そしてそこに働く人々が現在直面している問題とその処方箋がわかります。とくに20代から30代の学生、ビジネスパーソンの方々に読んでいただきたい内容です。
■著者プロフィール
上田 惇生(うえだ あつお)
ものつくり大学名誉教授、立命館大学客員教授。
1938年生まれ。61年サウスジョージア大学経営学科留学、64年慶應義塾大学経済学部卒。経団連会長秘書、国際経済部次長、広報部長、ものつくり大学教授を経て、現職。
ピーター・F・ドラッカー教授の主要著作のすべてを翻訳。もっとも親しい友人、日本での分身とされてきた。「はじめて読むドラッカー・シリーズ」「ドラッカー名言集」を編集。著書に『ドラッカー入門』『ドラッカー時代を超える言葉』などがある。ドラッカー学会(http://drucker-ws.org)代表。
*本書は、ダイヤモンド社発行の『ドラッカー入門』(2006年9月)の電子書籍版です。
■おもな目次
はじめに——ドラッカーとは何者か
第1章 人が幸せであるためには何が必要か——ドラッカーの問題意識
第2章 転換期のクライマックスはこれからだ——ドラッカーの時代認識
第3章 論理ですべてがわかるとしてはならない——社会生態学者ドラッカー
第4章 万人のための帝王学を求めて——マネジメントの父ドラッカー
第5章 何をもって憶えられたいか——セルフマネジメントの方法論
第6章 世界のモデルとなりうるか——ドラッカーが恋した日本
おわりに——ドラッカーとの出会い
ドラッカー年譜
ドラッカー主要著作解題
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