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本書は、還暦を迎えた2007年1月21日から1年間“無理やり書かされた”彼の日々の生活がすべてわかる日記です。「スタッドレスタイヤを外すかどうかで1週間」「椎名林檎からのメールにうわつきまくる」「日記にどこまで書いていいか、出版社を試すために下ネタを書く」「トンチンカンな子しか来ない合コンでため息をつく」……。
また、本文中の「*」をタップすると、日記を書き終えた後に行ったインタビュー「日記に関する一問一答190問」を見ることができます。
世界一日記が似合わない男の、テレビで見るよりさらに適当な日常が、今ここで明らかになります!
■本文抜粋:
1月21日 日曜日
ついにこの日が来ちゃった。
60歳の誕生日が来てしまったのよ。
めでたいんだか、めでたくないんだか、還暦が……。
でも去年の誕生日の頃から、うすうす来年は還暦だな、って気づいてたんだけどね。
ほら、ボクって、先の読める男だから。(後略)
2月1日 木曜日
びっくりしたね~。
もう充分かと思ったら、「今月も日記を書け」って言うんだぜ。
その言葉を聞いたときには、
オレっていう人間をちゃんと理解してるのか、耳を疑ったよ。
6月4日 月曜日
この前、事務所に手紙つきの小包が届いたんだ。開けたら、中身はDVD付きのCDボックス。手紙は、「はじめまして。ずっと前から大ファンです」っていう書き出しで始まる、ファンレターっていうより、むしろ恋文っていう感じの文章なんだ。
「私、J-POPの仕事をしています、椎名林檎と申します」
って、知ってますよ~! オレだって! 椎名林檎さんですよね?
ヒット曲がいっぱいある……。まあ、曲名はあえて挙げないようにするけど。(中略)
そのうち、『高田純次、熟年離婚!』って記事が出たら、次のステップに向けて、「高田が動き出したんだな」と思ってもらって間違いないんじゃないかな。
6月22日 金曜日
文化放送『東京パラダイス』生放送のため、沖縄入り。
沖縄料理中心のお店に招待されて
「さあ、高田さん。お好きな沖縄料理を召し上がってください」って言われたから、
「じゃあ、トンカツとソーセージ」
って、頼んでおいたよ。
ホテルの人が、ちょっと悲しそうな顔をしていたな。
■著者紹介
高田純次(たかだ じゅんじ)
1947年東京都調布市生まれ。1971年に自由劇場の舞台を見て俳優を志し入団。サラリーマン生活をはさみ、1977年東京乾電池に入団し、再び演劇活動を開始。その後、テレビ、ラジオ、映画と活動の場を広げる。近年、「高田純次=適当」という公式が世間一般に広く認知され、世代を問わず、世の男性の憧れの存在となっている。
※本書は、ダイヤモンド社発行の『適当日記』(2008年1月)の電子書籍版です。