リヤカーを引いて本を行商する超アナログ書店「リヤカーブックス」が、電子書籍市場に堂々参戦。完全書き下ろしの電子書籍「大人の伝記シリーズ」第1弾。
Androidでちょうど読みやすい文字数を考え、ビジュアルを多用することで、新しい電子書籍のカタチを模索しました。
■内容紹介
伝説の紅帯十段・安部一郎。
戦後の混乱期、柔道に人生のすべてを賭け、指導者として海を渡った一人の男がいた――。実に18年間、フランスとベルギーで柔道を教え、のちにヨーロッパの柔道界を牽引する選手や指導者たちを育て続けた男の「柔道バカ一代記」。
「指導とは何か?」
「指導者を育てるとはどういうことなのか?」
今日、フランス柔道が日本柔道を脅かす存在となったのは、安部十段の功績なしには語れない。
安部一郎が駆け抜けた青春の軌跡。自分が信じる道をとことん突き進む勇気をもちたいすべての人に捧げる一冊です。
■柔道の帯について
講道館柔道では、初段から五段は黒帯、六段から八段は紅白だんだら帯(赤と白の縦じま帯)、そして九段と十段は紅帯(赤い帯)を締める。
昇段審査は大きく分けて3段階。初段から六段までは選手としての実力、七段と八段はさらに審判員と指導者としての実績、柔道界への普及・発展の実績が基準となる。
九段と十段に至ってはルールが存在せず、しいていえば考慮されるのは「その存在が柔道」といわしめるだけの功績を持っているかどうか、である。
■STAFF
著者:有馬ゆえ
表紙・ロゴデザイン:大橋一毅(DK)
写真:鶴崎 燃
取材協力・写真提供:安部一郎
協力:講道館
アプリ制作:株式会社ハンズエイド
発行元:有限会社ノオト(リヤカーブックス)